過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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616: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 20:49:14.08 ID:FGFremolO


立飛「……それに」


立飛「私と鹿ちゃんは、鈴に裏切られたのはこれで二度目。あの時は、結果救われたから良かったけど……今回は、どう? 鹿ちゃん」


鹿「……っ、立飛は、いいの…? それで……鈴のことを大切に想っていたからこそ、こんな、命を賭けて」

立飛「あの時まではね。でも今は違う。馬鹿な弟子に苛ついてしょうがない」

立飛「師匠として、裏切者の末路がどうなるか。その身に知らしめてあげないと」


鹿「……うん」


鹿「私もちょっと引っ掛かってたから……今回ばかしは、許せないかな」


空蜘「…まぁ、私も鈴を殺したいっていうのには同感」

立飛「さすが空蜘。そう言うと思ってたよ」



鹿、そして空蜘を囃し立てる立飛に。

牌流が言う。


牌流「…ちょっと、立飛っ! さっきから何言ってるの…!?」

立飛「なにって、当然のことを言ってるだけ。裏切者には死をもって償わせる。なにもおかしいことじゃないでしょ?」

牌流「でも、二人を助け出そうって……あの里で、そう言って…」

立飛「その時と今とでは、違うことが多すぎるよ……牌ちゃんは自分を責めてるみたいだけど、悪いのは明らかに鈴の方でしょ」


立飛「私が意識を失ってから、鈴と話せたのは牌ちゃんだけ。その時の鈴は、牌ちゃんの目にどう映ってた?」


牌流「……っ」



……自分に向けられた、鈴の拒絶が甦ってくる。

真意はわからないが。

あの時、鈴は。

牌流や立飛よりも、涼狐を選んだ。

これは、紛れもない事実──。

立飛が言う通り、鈴は裏切ったのだ。


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