過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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657: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 21:18:45.48 ID:FGFremolO

──……。


城の手前で、三手に別れた忍びたち。

それを迎え討つは。

城を後ろに背負って立つ探偵が、三人。

まず、城を正面にしての、右方。

……そこに対峙するのは。



御殺「…あれ? ま、いっか」


紅寸「この間はどうも」

立飛「あんたが相手だと、まだやり易いかな」


顔を隠すように覆っていた被り笠を外し、立飛が言う。



東の局──。

【御殺 VS 紅寸、立飛】


御殺「あの森で瞬殺されたこと忘れちゃった? まぁあの時と比べて、こっちの事情も違うから」

御殺「……今回は見逃してあげないよ」


立飛「あははっ、あの不意討ちで勝った気になられてもねぇ。やっとこうしてまともに戦うことができて嬉しいよ」


御殺「不意討ちはそっちの専売特許でしょ。たしかあんたが涼狐の目を潰した張本人だったよね? まさか私にそれが通用すると思ってる?」


立飛「冗談。そう何度も何度も死の淵を往き来するのはこりごり。また蛇龍乃さんに怒られ……今度こそ殺されるかも…」

立飛「そんなの使わなくたって、あんたくらい余裕で倒してみせるよ。ね? 紅寸」

紅寸「そーだそーだ」

立飛「ほら、紅寸もなんか言ってやってよ」

紅寸「え? うーん……あっ!」


紅寸「お前の命は、あと三秒だ!」


立飛「…いーち」


御殺「にー」


紅寸「さーん……はいっ!」


御殺「……っ」



……一瞬、身構えた御殺だったが。



御殺「……え? なにかした?」


立飛「何かしたの? 紅寸。私も全然わかんなかったんだけど」

紅寸「ふふふ、それは後のお楽しみだっ!」

立飛「こりゃなんも考えてないな」


御殺「……なんかふざけてるみたいだけど、死んじゃう前に楽しそうで何よりだね」


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