過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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659: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 21:19:43.10 ID:FGFremolO

──……。



……そして、城の正面。



涼狐「ホント懲りないよねぇ? ヱ密も、そっちの蜘蛛の人も。投降しに来たってわけじゃ、ないよね?」


ヱ密「今回で最後。もう、涼狐に負けるつもりはないよ」

空蜘「…って、目開いてんじゃん。立飛に騙されたー」

ヱ密「まぁ片方だけだし。能力の低下も、もしかしたらあったりするんじゃないかなぁー……という淡い期待をもってたりして」



中央の局──。

【涼狐 VS ヱ密、空蜘】



ヱ密にとって、涼狐とこうして拳を交えるのは、三度目。

空蜘に至っては、四度目という。


……相次ぐ敗北を味合わされてきた。



涼狐「ヱ密、どうして逃げたりしたの? それに、勝てないのわかっててまた挑んでくるなんて」


ヱ密「ふふっ、うちの頭領様は超理不尽だからね。困ったものだよ。でも、任務というからにはそれに従わないわけにはいかない」


涼狐「任務?」


ヱ密「涼狐を倒せっていうね。だからもう負けるわけにはいかないんだよ。私は忍びだから」


涼狐「…そう。私は探偵だから。私も負けるわけにはいかない」


空蜘「ねぇ、ところでさ。その目、見えてるの? あのヘンテコな能力も使える?」


涼狐「さぁーねー? 確かめてみれば? あ、それともトイズ無しで戦ってほしい?」


空蜘「うん」


涼狐「あははっ、素直だね。でも、ごめん無理。さすがに君たち二人相手にそこまで手抜いたら負けそうだから」


空蜘「ちぇっ、まぁいいけど」


涼狐「…ていうかさ、普通相手が万全の状態で勝つってのがセオリーじゃないの? それなのに、目潰れたままなの期待しちゃってさ。それで勝って嬉しいの?」


ヱ密「嬉しいよ」

空蜘「うん、超嬉しい」



……即答。

何故なら、忍びだから。

結果がすべて。

どんな手を使ってでも、勝てばよいのだ。


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