過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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675: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 21:33:03.38 ID:FGFremolO

──……。



西の局──。



依咒「……」


すぐに仕掛けてくるのかと思いきや、依咒はといえば。

手に持つ鞭の先端を弄りながら、逆側にいる立飛の方をチラチラと気にしている様子で。



牌流「……ホント、私らのことなんか眼中に無いって感じ」

鹿「ちょっと固執しすぎじゃない? 立飛、モテモテだねぇ」



先の依咒との交戦、紅寸から聞いた城での様子、それとヱ密からの情報。

それらを併せて考えると、この依咒は涼狐に対し多大なる情をその心に持っている、と。

涼狐の目を潰した張本人である立飛を意識しているのも、そこからだろう。


……ということから、この三方の組み合わせ。

敵方の配置までもすべては忍び側がそうなるよう運んだものであった。

勝機があるとしたら、これ以外に有り得ないと踏んでいたから。

勝敗を左右するとしたら。純粋な力比べだけではなく、それ以上に大きく関わってくるもの。


……相性である。


互いに、トイズ持ちと術使い。

能力という観点から見た相性の要素は、更に大きく。


言ってしまえば、立飛の術では依咒には勝てないが、御殺には勝てる。

反対に、鹿の術では御殺には勝てないが、依咒には勝てる、と。


勝てる、と蛇龍乃は豪語したが、あくまで可能性の話である。

……よって、通用する、と言葉を選んだ方がまだ謙虚であるし弁えてはいる。

が、蛇龍乃がそう言ったからには勝つしかないと、鹿も牌流も覚悟を決めていた。


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