過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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687: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 21:40:47.72 ID:FGFremolO

──……。



中央の局──。



涼狐「……」


ヱ密「涼狐、私は別に涼狐のことは嫌いじゃないけど。これは任務だから死んでもらうよ」

空蜘「私は大嫌いだから殺す、絶対に殺すから」

ヱ密「これまで何度負けてようとも、今回だけは譲れない」

空蜘「そうだそうだ。泣いて謝っても許してやんないよ?」


涼狐「……いや、どう思われてようがいいんだけどさ……せめて姿見せてから言ってくれない? 恥ずかしくないの、それ…」



空蜘とヱ密。二人と涼狐は、糸で編み上げられた壁によって隔てられていた。

涼狐がトイズを使えるのか使えないのかはまだ判明してはいないが、直接姿を見られるわけにはいかない、と。

物体だけでなく人間でさえも、涼狐のトイズの対象であるのだから。

……とりあえずの対策として、有効ではある。



空蜘「私に感謝した方がいいよ、ヱ密一人だったらあのヘンテコな能力に掴まって瞬殺されてたよね?」

ヱ密「はいはい、ありがとうございますー。でも涼狐は私を殺さないよ? 殺したら種は奪えないんだから」

空蜘「喩えだよ、喩え。殺すよ? 別にあれを殺す前にヱ密を殺してもいいんだけどー」

ヱ密「空蜘一人で涼狐を倒せる自信があるならそうすれば? 私はあれを一人で相手にできる気がしないから、今だけは空蜘に協力してほしいんだけど」


空蜘「……仕方無いなぁ。で、何か策はあんの?」

ヱ密「前回、じゃなかった……前々回か、涼狐を相手にした時に思ったことで」

空蜘「なに?」

ヱ密「あのトイズさえ使えなくしちゃえば、私たちなら勝てるよ」


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