過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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715: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 21:57:54.31 ID:FGFremolO


そう、空蜘の術の発動速度は極めて速い。

これまでの戦い方を見てきても、一瞬で武器や防御壁を作り上げられるほど。

この超近接間で、目の前の相手を貫ける槍を作るのは、集中すれば一瞬すら必要無い──。


シュルルルルッ──!


……が、相手はあの涼狐。

戦闘に関しては、達人。

天才的だ。


空蜘「ぁぎゅっ、ぁぁあああっ…!!」


涼狐は。

空蜘に腕を捕まれた瞬間に、ヱ密へのトイズを解除。

それと同時に。

糸で塞がれてはいるが、最初の交戦時に負った空蜘の太股。

その傷口を、足先で抉っていたのだ。


そのせいで、空蜘の集中が途切れ、術の展開が遅れる。


能力を使用していても、動くことは可能。

空蜘が術の展開に集中を注いでいたのに対し、涼狐は同時に相手の集中をも妨げた。


涼狐「勝利が目の前に現れて、焦りすぎちゃったんじゃない?」


その僅かな遅れさえあれば、トイズの発動には充分すぎる。

赤い瞳が輝きを放ち。

空蜘は、トイズに掴まれた──。


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