過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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724: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 22:04:29.80 ID:FGFremolO


あれからずっと回避に徹してきていたが、捕らえられるのも時間の問題である。

寸前での死線を何度も潜り抜け、直撃だけは免れてきた。

しかし、それを延々と続けられるわけがなく。

足が縺れ、倒れ込んでしまったところに先程の轟音が聞こえてきて。


……あれが無かったら確実に捕まっていた。


が、今の状況も相当に危うい。

動き続けていれば、少しは痛みも忘れられていたが。

一度、止まってしまったら。



御殺「そろそろ楽にしてあげるよ」

紅寸「……っ、うぅ……っ」


紅寸に迫る御殺。

……と、そこに。


立飛「そうだね。これまで頑張ってくれたんだから、もう休んでいいよ。紅寸」


立飛の姿。

今までずっと、御殺の相手を紅寸に任せっきりに、己の回復に努めていた。


立飛「…私もそろそろ働かないと、ね」


御殺「この子にトドメを刺した後に相手してあげるから、もうちょっと待ってて。まぁ立飛を殺すのは依咒さんだから、私は殺しはしないけど……っ!?」


……危ない。不用意過ぎだ、と。

御殺は咄嗟に立飛から視線を外した。

紅寸の相手ばかりしていたせいか、完全に立飛の術のことを忘れてしまっていた。

あの瞳に捉えられてしまったら、それだけで終わりだ。

用心を怠ってはならない。


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