過去ログ - みも「なんかμ'sのみんなが忍者になってた件……」
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853: ◆hjwFaAU9TE[saga]
2016/07/16(土) 23:27:30.28 ID:FGFremolO

蛇龍乃が指差すのは、鈴たちのいる地上。


……涼狐が短刀を叩き折り、鈴にもう為す術はない筈だが。



涼狐「鈴、最後の忠告。そこを退いて……っ、え? なっ…!?」


鈴「…っ、え……なに、これ……?」



涼狐と鈴、二人の目の前には。


禍々しい真っ黒の靄。


折られた刃の間から、それは噴き出してきて。


まるで生きているかのような、蛇の形となって涼狐の体を縛り付けた──。



涼狐「ぁぐっ、っ…ぅ……うぅぁぁああああっ──!!!!」


悲痛な叫びを上げ。

倒れ、苦しみに悶える。

明らかに、只事ではない涼狐の様子。




空「ど、どういうこと……? まさか、蛇龍乃さんが……何をしたの!?」


蛇龍乃「はははっ、私はね……こう見えて、鈴のことはかなり可愛がってやってたんだよ」



なんとも愉快そうに、笑う蛇龍乃。



蛇龍乃「お前も知っての通り、鈴は頭も弱く、力も弱く、それでいて情けなく頼りない……まだまだ到底一人前の忍びにはなれそうにもなかったからね」


蛇龍乃「だから、親心ってやつかな? 鈴にもしものことがあった時、私が側にいなくても、救ってやれるように」


蛇龍乃「鈴が大事に大事に持っていたあの短刀は、私が授けたものだ」


空「……あれに、何か仕掛けを…?」


蛇龍乃「正解。まぁ仕掛けというか、術ともまた違ってて……そうだな、簡単にいえば」







蛇龍乃「──呪いだ」


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