過去ログ - ペパロニ「アンチョビ姉さん、ちょっとツラ貸してもらっていいっすか?」
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KASA
[saga]
2016/07/20(水) 19:37:19.86 ID:7aTB6Ca8O
ペパロニ「だ、だって私の話なんて、今はどうでもいいじゃないすか!」
アンチョビ「いいわけあるか! 私はお前の話を聞くためにずっと待ってたんだぞ!」
ペパロニ「で、でも……。少しくらい理由を聞かせてくれてもいいじゃないっすか!」
アンチョビ「結局それか……! あのなぁ、何度も言うけど、たいした事じゃないんだってば、信じてくれよもぅ……」
アンチョビ(……って、……私も、こいつも……変に意地になってるだけじゃないか……)
アンチョビ(頭に血がのぼってるんだ、落ち着け……)
アンチョビ(そうだ、ペパロニがそれで納得するなら話してやればいいじゃないか……ちょっと恥ずかしいけど……)
アンチョビ「あのな……」
ペパロニ「……じゃ、じゃあなんで話してくんないんですか!?」
アンチョビ「ぷぁっ!? おいっ、唾!」
ペパロニ「あっ、す、すんません……と、とにかくっ、姉さんは言いたくない言いたくないって言いますけど」
ペパロニ「ワケも教えてくれないのに気にするなって、そんな事できるわけないじゃないっすか!」
アンチョビ「うわ!? ちょ、近いっ」
ペパロニ「姉さんと私ってそこまでドライな関係だったんすか!?」
アンチョビ「ちょちょ、だから近い近い! 顔近い! 唾がぁ! 肩を握るなぁ!」
ペパロニ「ね、姉さんが泣いててしかもその理由もわからないのに、それをスルーしてこっちの話をって……」
ペパロニ「ど、どんだけ私って自分勝手なんすか!?」
ペパロニ「姉さん私のことをそんな風に思ってたんすか!? それってすっごいショックっすよ!?」
アンチョビ「ぺ、ペパロニのくせにたたみかけてくるなっ、それに、そーいう事を言ってるんじゃないんだっアホ!」
ペパロニ「っ……ア、アホは姉さんのほうっす!」
アンチョビ(なっ……!?)
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