過去ログ - ブラックジャック「艦娘だと?」
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1:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:23:53.53 ID:88WUWg/B0
BJと艦これのクロスです
BJは読み込んでるつもりですが艦これはちょっとしかやってないので設定等について間違えがあるかもしれません、ご了承ください

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2:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:24:48.70 ID:88WUWg/B0
BJ宅

???「ブラックジャック先生のお宅はこちらでよろしいですか?」

BJ「あぁそうだ、お前さんは?」
以下略



3:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:26:36.63 ID:88WUWg/B0

提督「これは国からの依頼なのです、ぜひとも引き受けて頂きたい、私も手荒な真似はしたくないのでね」カチッ

BJ「ほう、帝国海軍が銃で私を脅すか」

以下略



4:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:33:58.06 ID:88WUWg/B0
横須賀鎮守府

提督「こちらです」

BJ「これは……」
以下略



5:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:34:46.65 ID:88WUWg/B0
提督「これから先は極秘事項です、どうかご家族にも内密にして頂きたい」

BJ「なんだもったいぶって」

提督「先生は深海棲艦という都市伝説をご存知ですか?」
以下略



6:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:36:31.25 ID:88WUWg/B0
BJ「じゃあアンタ方はその深海棲艦とやらと大砲でドンパチしてるっていうのか?」

提督「いえ、それも違います、深海棲艦に対抗することができるのは極秘部隊である艦娘だけなのです」

BJ「カンムス?なんだそりゃ」
以下略



7:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:38:15.77 ID:88WUWg/B0
BJ「フン、とにかく彼女を治療するのか?ハッキリ言うが無駄ですぜ、今生きてることすら奇跡だ」

提督「やはり……」

BJ「もしも彼女を治療するにはそれこそもう一人分の死体が必要だ、もっと言えばもう一人分のきれいな体がね、それがあっても生きる確率は10%ってところだ」
以下略



8:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:40:06.73 ID:88WUWg/B0
提督「彼女に分け与える体ならあるのです、とびきり新鮮できれいな体が」

BJ「お前さん、まさか誰かを殺そうってんじゃないだろうね」

提督「違います……いや、ある意味そうなのかもしれません」
以下略



9:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:41:08.25 ID:88WUWg/B0
BJ「どういうつもりだ」

提督「これは帝国海軍でも最重要機密実験です、驚くべきことに深海棲艦は人間と体のつくりはほとんど変わりません」

提督「特に今回捕獲に成功した戦艦ル級は被験者である彼女と背格好がほとんど変わらない」
以下略



10:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:42:36.56 ID:88WUWg/B0
BJ「断れば?」

提督「先生の娘さん、ピノコちゃんと言いましたかね、彼女にまで手を下さなければいけなくなる」

BJ「逃げ場はないか」
以下略



11:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:43:35.22 ID:88WUWg/B0
提督「研究者3名、事務員2名、さらに捕獲に当たった軽巡が2名、命を落としました、惨劇の当事者で生き残ったのは彼女と捕獲した艦娘のみです」

BJ「7人の命より大事な化け物か」

提督「私は上層部になんとか救命を頼みましたが事が事だけに表沙汰にすることもできません、そこで私が掛け合ってみたのです『彼女を被検体してくれ』と」
以下略



12:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:45:17.26 ID:88WUWg/B0
BJ「……おそらくこの手術は数回にわたり行う必要がある、まず一刻を争うのは腹部だ、そのル級とやらから左わき腹部分を丸々いただく、それから損傷した内臓を交換、側頭部の鉄片を抜き、場合によっては大掛かりな脳手術だ」

提督「引き受けて頂けるのですね」

BJ「あれだけ脅しといて今更なにを言ってるんだ」
以下略



13:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:46:05.11 ID:88WUWg/B0
手術室

BJ「こいつが……肌の色以外はまるで人間だ」

提督「先生、こいつには既に強力な麻酔をかけていますが、殺しますか?」
以下略



14:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:46:50.40 ID:88WUWg/B0
―――――

BJ「こいつはすごいな……肉体が拒否反応を起こすどころか以前からここにあったかのように馴染む……俺も随分といろんな奴を手術したがこんな不思議な体は初めてだ……」

助手A「深海棲艦の力なのでしょうか」
以下略



15:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:47:39.49 ID:88WUWg/B0
―――

BJ「これは……脳が一部かけてしまっている」

助手A「先生、どうします」
以下略



16:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:48:20.01 ID:88WUWg/B0
助手B「馬鹿な!?そんなことできるはずがない!」

BJ「私は過去にこの術式を成功させた人間を知っている、それも赤ん坊の頭でだ」

助手A「そんな……もしそんなことが可能なら奇跡だ」
以下略



17:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:49:14.68 ID:88WUWg/B0
―――――

数時間後

BJ「術式終了、患者をベッドへ」
以下略



18:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:50:12.47 ID:88WUWg/B0
BJ「いくつかその時の手術による副作用があった」

提督「それはどんな?」

BJ「奇妙なアレルギーや幻覚を見るようになり、さらに記憶にも影響した、移植された脳の記憶が時折蘇ってくると言っていたね」
以下略



19:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:52:28.37 ID:88WUWg/B0
提督「こら、そんなこと言ってはいけないよ、彼が執刀してくれた先生だ」

BJ「提督さん、この口の悪いお嬢さんは?」

摩耶「悪かったな、口が悪くて」
以下略



20:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:54:55.82 ID:88WUWg/B0
提督「過去には男性でなろうとした者もいたそうですがまともに動くことすら出来なかったと聞いています」

BJ「人体の神秘ってやつか、私はソレから何度も痛い目に合わされたよ」

提督「彼女たちが前線で戦う中、我々は見守ることしか出来ません、現場に出向ける訳ではないのでろくな指示も出せません」
以下略



21:名無しNIPPER
2016/07/16(土) 21:55:57.15 ID:88WUWg/B0
――――

BJ「じゃあピノコ、そういうことだから」

ピノコ『ちぇんちぇー、浮気はだめでちゅかあね?』
以下略



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