過去ログ - 赤星小梅「びしょぬれの記憶」
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13: ◆JxFTtO5TBE[saga]
2016/07/17(日) 13:55:23.55 ID:z6mFNZbg0

岸はほんの数メートル先に見えていた。

しかしそれは、そうあってほしいと願う私が見た幻だった。

私たちの戦車はもう復帰できないほどに岸から遠く流され、沈みゆくしかなかったのだ。

バコーン!と巨大な平手打ちが私たちを襲った。

何度も何度もやつらの激しい攻撃が車体に直撃した。

私は自分の姿勢を維持することもままならず、上に下に体を強打した。

乗員たちの悲鳴が聞こえても何もすることができなかった。

 ゴゴゴゴゴゴッ

 バキバキバキッ



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