過去ログ - 赤星小梅「びしょぬれの記憶」
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36: ◆JxFTtO5TBE[saga]
2016/07/17(日) 14:47:31.17 ID:z6mFNZbg0

私の命は深く濁流の中に飲み込まれた。

いつの間にか八九式に乗っていた私はいなくなっていた。

真っ暗な闇の中で、母が乗る八九式がガタガタと走り去った。

私はそのあとを追いかけようとし、一歩を踏み出す前にやめた。

誰かが私の手を引っ張っている。

わけも分からずに腕を振り解こうとしたができなかった。

だから仕方なく私は八九式とは反対の方へと進むしかなかった。



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