5: ◆JxFTtO5TBE[saga]
2016/07/17(日) 12:32:52.32 ID:z6mFNZbg0
「小梅!」
私が振り返ると、雨の中で八九式中戦車がとまっているのが見えた。
公園の砂場遊びに夢中になっていた私は、その聞きなれたディーゼルエンジンの轟きにすら気づいていなかった。
ハッチから顔をのぞかせ、私の名を呼んでいるのは母だ。
「帰るわよ!」
「うん分かった!」
私は砂場の水溜りに落としたこども用の戦車のおもちゃを拾い上げると、まっすぐ八九式へと駆けた。
八九式まで寄っていくと、母が両脇を抱えて車内に入れてくれた。
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