過去ログ - 盗賊「その愛の花は…森の奥にひっそりとあった」
1- 20
2: ◆ZEwApN5S4o[saga]
2016/07/18(月) 09:30:34.19 ID:lOOlKpynO

盗賊「…しゃべると体力使うんだ。話しかけんな」ググゥゥ…

黒猫「…」

盗賊「…」ギュルル…

黒猫「まさかお前、飯がないからって日がな一日呼吸だけしているつもりか?」

盗賊「…うるせぇ」

黒猫「なんとグータラな奴よ…」

盗賊「うるせぇってんだよ」

黒猫「こういう時人間は、″働く猿者、食うべカラス″というのだったか?」

盗賊「ムリヤリ人間様の言葉を使おうとすんな、クソ猫」

盗賊「働かざる者食うべからず、だ」

黒猫「おーっそうであった!惜しかったな…。しかし、場面はピッタリだったはずだぞ」

盗賊「ちっ。化け猫がいっちょまえに知恵つけやがって」

盗賊「…もう、3日もまともなモン食ってねえんだ。働こうって気力も起きねえ…。こうなったら心頭滅却する他あるめえ」

黒猫「食い詰めておいてやることがそれか…?ニートじゃあるまいし」

盗賊「心頭滅却すれば肉もまた具現化するんだよ」

黒猫「…そんな言葉、あったか?」

盗賊「ああ…肉が食いてえ…働きたくねえ…」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
276Res/236.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice