過去ログ - 沙紀「フルカラーに染められて」
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17: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/07/18(月) 22:55:07.81 ID:+OtJikMc0

「ご、ごめんなさいっ。変な声出しちゃって」

「ううん、私が勝手にやろうとしたことだもの。こちらこそごめんなさい」

以下略



18: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/07/18(月) 22:56:16.61 ID:+OtJikMc0

「無理に言わなくても大丈夫」

「え?」

以下略



19: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/07/18(月) 22:58:00.77 ID:+OtJikMc0

「あ、あの……」

「うん?」

以下略



20: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/07/18(月) 23:00:30.07 ID:+OtJikMc0

「ということっす……」

話が終わって、ひとつ大きく息を吐く。
緊張からかそれとも話し続けてたからなのか、口の中はカラッカラになっていて、机の上に置いてあったペットボトルのお茶を流し込んだ。
以下略



21: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/07/18(月) 23:02:17.35 ID:+OtJikMc0

「ふんふん。なるほどねぇ」

楓さんは八分咲きの笑顔のまま、こっちを見てゆったりとした間隔で何度かうなずいた。
その意味がよくわからなくて、頭の上にハテナマークを浮かべてると「そうねぇ」って話を切り出してきた。
以下略



22: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/07/18(月) 23:03:35.16 ID:+OtJikMc0

楓さん曰く、どうもアタシは恋してるらしい。

しかも相手はプロデューサーだって。

以下略



23: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/07/18(月) 23:04:12.51 ID:+OtJikMc0

プロデューサーとは会ってどれくらいだろう。
二ヶ月くらいかな。
ちゃんと数字にしてみるとそんなに経ってない。
知らないことがまだまだあるし、それはむこうだって同じだとおもう。
以下略



24: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/07/18(月) 23:05:21.45 ID:+OtJikMc0

「おだやかじゃない言葉が聞こえてきたけど、どうしたんだ」

「……なんでもない」

以下略



25: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/07/18(月) 23:05:58.97 ID:+OtJikMc0

「恋って、好きな人でもいるのか」

「どうなんすかねぇ」

以下略



26: ◆ksPx5/M7Wg[saga]
2016/07/18(月) 23:06:25.54 ID:+OtJikMc0

「したことないって……いや、俺の世代とはまた違うしどうとも言えないけど」

「プロデューサーはしてたの?」

以下略



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