過去ログ - 【俺ガイルSS】かくして、彼と彼女の放課後は過ぎ去っていく
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34: ◆.XibMUKIvI[saga]
2016/07/24(日) 22:29:34.78 ID:t27WnIh20

「そーですね。誰かさんのが移ったのかもしれません」

「あー誰だろうな」

「ねー誰でしょうね」

くすくすと笑い声が聞こえたが、それを無視して下りエスカレーターに乗りこむ。一色もそれに続いた。
我ながら馬鹿な会話をしているな、と思いつつも。
たまに頭をからっぽに出来るような会話も悪くないとは思う。
その相手が今現在後ろに立つこいつというのも、去年出会ったばかりのころを思えばなかなか奇妙なものだ。

エスカレーターを降りればもう1階なので、とりあえず出口の方に向かう。すたすたと歩いていけば、さっきまでいたはずの一色の気配がない。



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