過去ログ - 【俺ガイルSS】かくして、彼と彼女の放課後は過ぎ去っていく
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◆.XibMUKIvI
[saga]
2016/08/01(月) 00:06:41.15 ID:+Bl0EKda0
少しして一色は目を通し終えたのか、本をぱたりと閉じた。
ありがとうございました、と言い添えて渡されるそれを受け取ると、元あった場所にしまい込んだ。
「はぁ……わたしもそろそろ考えなくちゃなんですよね」
一色は肩を落としてひとりごとのように呟いた。
「まあそうな」
総武高はそれなりの進学校だ。「なんでこいつ合格出来ちゃったんだろう」レベルのやつもたまにいるが、概ね頭は悪くない。
そうなると大学受験を早期に意識する生徒も自然多くなる。1年から考えているのはさすがに少数派だが、2年の冬くらいから塾に通い出す生徒は多い。
「先輩はなんで大学行くんですか?」
「働きたくないから」
「は〜なるほど。案外俗っぽい理由で安心しました」
「悪かったな。でもそんなもんじゃないの?」
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