過去ログ - 【俺ガイルSS】かくして、彼と彼女の放課後は過ぎ去っていく
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56: ◆.XibMUKIvI[saga]
2016/08/01(月) 00:11:09.33 ID:+Bl0EKda0

「まだ言いませんよ」

「まだって。そもそも隠す必要あるのか?」

「わかってないですね〜先輩は」

はぁ〜やれやれと息を吐くと、いたずらっぽい微笑みを浮かべた。そのまま人差し指を唇に押し当てると、これまた砂糖たっぷりの甘い声で呟く。

「乙女のひ・み・つ。ですよ先輩?」

これはこいつだから許されるポーズだ。他の奴がやったらただの気味が悪い人になると思う。それほどまでにあざとい。あとついでにちょっとだけ可愛い。

「……なんでも良いけど」

「もー、すぐそういうこと言う。けど、いつかわかると思います」

「意味深だな。ま、なんかあったら話くらい聞いてやるから」

「ありがとうございます。先輩今日はなんだかわたしのポイント稼ぎにきてませんか?」

「ポイントが飲み物になるってわかったからな」

「現金な人だなー。じゃあそろそろ行きますか?」

「おお」



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