過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
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121: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:40:17.19 ID:ElzWcBhqO
魔法使い「黙ってないで何か言いなさいっ!!人型の魔族なら言葉を話せるでしょうっ?!」

勇者「…お前には関係ない。」

魔法使い「…か、関係ありまくりよっ!!いいから私の質問に答えてっ!!」
以下略



122: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:40:58.16 ID:ElzWcBhqO
魔法使い「待ってよ…置いていかないで…待ってぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

魔法使い「聞きたい事、いっぱいあるのよ…!!わからない事、だらけなのよ…!!」

魔法使い「私、これからどうすればいいの?!もう私の事はどうでもいいの?!本当に人を殺して回ってるの?!全部教えてよ、今すぐ教えてよっ!!」
以下略



123: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:45:16.48 ID:ElzWcBhqO
>>120
???


124: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:46:35.29 ID:ElzWcBhqO
−−−

空が…白い。
不自然なぐらいの真っ白。
そしてそこに、黒い…線?
以下略



125:名無しNIPPER[sage]
2016/07/22(金) 11:48:06.54 ID:BjXirS52O
>>92


126: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:48:16.96 ID:ElzWcBhqO
【西の王都・王立医術院】

魔法使い「ここは…?」

院長「おはようございます。ここは西の王国最大の医療施設…王立医術院。僕は院長を務めさせてもらっている者です。記憶はございますか?ご自分がどうなっていたか覚えていらっしゃいますか?」
以下略



127: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:48:55.40 ID:ElzWcBhqO
白服の女「驚きましたよ、全身見た事もないぐらい本当にひどい火傷で…。私達西が世界に誇る、大先生の治癒魔法を以てしても治療に1ヶ月も要するなんて…」

院長「こらこら、大袈裟な紹介はやめてくれたまえ。僕はそんな偉人ではないよ。ただ治癒魔法の扱いに少し長けているというだけだ、他に取り柄もない。」

白服の女「またまたー。いつも先生は謙遜ばっかり…」
以下略



128: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:49:34.00 ID:ElzWcBhqO
院長「それにしても…大変失礼ですが、魔法使い様ともあろうお方があんな瀕死状態にまで追いやられるとは…敵は一体どのような魔物だったのですか?」

魔法使い「…」

自殺しようとした…とは言えなかった。
以下略



129: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:50:39.67 ID:ElzWcBhqO
魔法使い「勇者が世界を暴れ回っているというのは本当なのですか…?恥ずかしながら、私は彼が魔族に堕ちてからは、あの村で対峙した時以外には面識がないのです。その時だって、彼は村への攻撃は行っていませんでしたし…」

白服の女「勇者はまず東の王国で王を殺し…そのまま5つの街を襲いました。そして、次にこの西の王国で3つの街を…。詳しい数はわかりませんが、北と南でも被害が出ているそうです。」

魔法使い「っ!!」
以下略



130: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:51:17.87 ID:ElzWcBhqO
白服の女「…お願いです、魔法使い様!!どうか勇者を…あの悪魔のような男を倒して下さいませ!!かつてのお仲間だというのは十分に理解しております…でも、それでも!!今の勇者はもうかつての面影もない…冷酷で残忍で、凶悪な魔族です!!人類が頼れるのはもはや魔法使い様しかいないのです!!」

魔法使い「ご、ごめんなさい…。私じゃ、無理なんです…。」

白服の女「どうして…!!魔法使い様の力は、勇者様に勝るとも劣らないと耳にした事があります!情をかけずに油断もしなければ、あるいは…!!」
以下略



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