過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
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132: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 11:56:28.20 ID:ElzWcBhqO
院長「はっきり言って、彼の殺戮ペースは魔王のそれと比べても異常です。魔王は確かに多くの魔物を従え街を丸まま制圧したり、奴隷制度を強いたりと狡猾かつ残虐でしたが、ここまでの勢いで無差別大量虐殺を犯すような真似はしなかった…。もちろんこれまでのトータルで言えば、魔王による被害の方が大きいですがね。」

魔法使い「勇者…どうしてそこまで…。あんなに平和を望んでいたあなたが…。」

院長「最近では、まだ魔王の方がマシだったという声すら耳にします。まぁ勇者は形式的には魔王軍の一員という扱いですから、魔王の方がマシというのもおかしな話ですが。」

院長「きっと…元が勇者だったからでしょう。魔王はその頭角を表した当初から今まで変わらず、一貫して悪であり続けている…彼を恨む者は多くとも、彼に裏切りや失望を感じている者はいないはず。ところが勇者は違う…彼は世界に差し込む光だった。それまで希望の象徴であった彼が、一転して悪の権化へと変貌を遂げた…その落差こそが強い憤りを民へと与えているのです。」

魔法使い「…うっ!!」

魔法使い「おぇ、ええええぇぇっ!!」ビチャビチャビチャ

白服の女「だ、大丈夫ですかっ?!すぐにお着替えを用意いたしますね!」ダッ

魔法使い「はぁっ、はぁっ…」

魔法使いは着せられていた服や床に胃液を撒き散らした。
口の中がひどく酸っぱい。
喉が焼き切れるような不快感に襲われる。


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