過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
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14: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/20(水) 08:34:46.62 ID:Ov+eE5uhO
勇者「…どうして?!なんでお前はそこまで強いんだっ?!」

魔王「魔王に強さを問うか…愚かしい。」

勇者「魔王が強いのはわかるさ!でも…それでもおかしいだろ!いくらなんでも桁が違い過ぎる…俺達は上級魔族だって一撃で倒せた!各地を支配していた四天王や、この城にいたお前の1番の部下である側近にさえ大きな怪我もなく勝てた!」

勇者「その俺達が完全に手も足も出ないなんて…想定外すぎるよ、こんなの…」

魔王「文字通り桁が違うからだ。例え四天王や側近を1000人集めたとしても、私にかすり傷すら負わせられるかどうか…」

魔法使い「そ、そんな…!!」

魔王「ここまで辿り着いた褒美に教えてやろう。私の力の秘訣は、貴様らの負の感情だ。」

勇者「…どういう事だ?」

魔王「怒り、悲しみ、憎しみ、恐怖、恨み、絶望…それらが私に力を与えているというだけの事。」

魔王「仕組みは単純だ、我々魔族は負の感情を魔力に転換する事ができる。そうだな…例えば人間を何人か襲ったとしよう。死にゆく当人達から受ける憎しみ、更にはその仲間や遺族などから受ける恨み、また更には事件を知った隣街の者から受ける恐れ…それらにより、我々は更に力を得る事ができる。」


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