過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
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23: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/20(水) 08:43:03.59 ID:Ov+eE5uhO
魔法使い「…ねぇ、勇者。」

勇者「…なんだ?」

魔法使い「もし…もし、だよ?作戦が上手くいったとして、どうにか魔王を倒せたとして…」

魔法使い「私達だけ、幸せになってもいいのかな…?」

勇者「それは…」

魔法使い「…」

魔法使いは勇者の手を握った。
勇者は、目を合わせずに唇を開いた。

勇者「…落ち着いたら2人の墓を作ろう。そして、鬱陶しいぐらい顔見せにいってやろう。」

魔法使い「そしたら…僧侶達も寂しくないかな?」

勇者「ああ…きっとそうだ。そして、今のこの平和があるのはお前らのお陰だぞって。お前らもそっちで仲良くやってんのかって。俺達はたまに喧嘩するけど、お前らは喧嘩しちゃ駄目だぞって言ってやろう。」

魔法使い「ええ…僧侶には甘い物お供えしてあげなきゃね。あの子、お菓子ばっかり食べてご飯残しちゃうような馬鹿な子だから…。」

勇者「じゃあ戦士には酒だな。いつか俺に絡み酒してきた罰だ、酔い潰れるまで飲ませてやる。」

魔法使い「…うふふ。」

勇者「…ははは。」

2人は笑いながら王国までの街道を歩いた。
頬を伝う涙も無視して笑い続けた。
それは散っていった友の為に。
それはこの歩みを止めない為に。


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