過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
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67: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/21(木) 19:47:58.01 ID:47smt+axO
勇者「お、お前は…聖堂の大司祭!!」

大司祭「許せぬ、断じて許し難い…!!勇者様…いや、勇者よ!貴様のその罪、命を以て償わなければならない!!」

魔法使い「ちょっと!!あんたちゃんと話聞いてたの?!どれだけ神に酔狂してるか知らないけど、無関係の人まで巻き込んで…」

大司祭「背教者の分散でぇ…神の名を口にするなぁぁぁぁっ!!」バシュッバシュッバシュッ

ドォォォォォン!!
ドォォォォォン!!
ドォォォォォン!!

狂ったように高等攻撃魔法を連射する大司祭。
勇者達の近くにいた犬を連れた女性の半身が吹き飛び、犬はその痕跡すら残さず消滅した。
建物は壊れ、地面は抉れ…死傷者の数も計り知れない。

勇者「まずい、あいつ街への被害が完全に頭から抜け落ちてる!」

魔法使い「ど、どうする?!大司祭と言えば白魔法の達人…流石に私達は大丈夫だけど、普通の人はあんなのまともに食らっちゃ大怪我じゃ済まないわよ!」

勇者「…とにかくここから離れよう!!あいつの標的は俺達だ!街の外まで走るぞ!」

魔法使い「う、うん!」

怪我人を運ぶ衛生兵や、鎮圧に駆け付けた兵士などの隙間を掻い潜り、阿鼻叫喚の街中を勇者達は全速力で走り抜けた。

男「ひぃぃぃぃ!!死にたくない、死にたくないぃぃぃぃぃ!!」

女「広場で一体何が起きているの?!」

男「ゆ、勇者?!逃げんのかよ、あんたの集会のせいで街はメチャクチャなんだぞ!」

女「う、腕がぁぁぁぁぁ!!」


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