過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
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75: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/21(木) 19:59:26.24 ID:47smt+axO
2人は部屋を出た。
廊下の角を曲がり、1階に続く階段を降りる途中…野蛮そうな男達の声が聞こえた。

盗賊A「…やっぱりこのババァが背教者の勇者達を匿ってやがるっていう噂は本当だったみたいだな。馬鹿な女だ…かまかけて勇者達はいるかって聞いたら、『今はいません』だとよ。」

盗賊B「でかしたな!この情報は熱心なバカ信者の野郎共に高く売れるはずだ!そしたらとびきり美味い肉を食おうぜ!」

盗賊A「おい、声がでけーよ。外出中の勇者達がいつ帰ってくるかわからない、見つからねー内にとっととズラかるぞ。」

盗賊B「そうだな…でもこの死体はどうするんだ?勢い余って殺っちまったが…勇者達がこれを見たら、情報を売るより先に逃げちまうんじゃねぇか?」

盗賊A「そ、それは…」

スタスタスタスタ…

魔法使い「…」

覆面を被った2人組の男の足下で、おばさんは腹から血を流し倒れていた。

勇者「なんて…事を…」

盗賊B「…うぉあっ?!」

盗賊A「ゆ、勇者と魔法使いが…どどどうして中にいるんだよ…?!」

盗賊B「まずい…やべぇ逃げろっ!!」

盗賊A「ひぃぃぃぃ!!」

魔法使い「…あは、あははははっ。」


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