過去ログ - 紅莉栖「――勘違いすんなぁーっ!!」
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◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 22:51:56.49 ID:z2YOsy4mo
[どこかの世界線のラボ]
岡部「比屋定? 誰だそれは」
紅莉栖「私の先輩よ。脳科研の」
岡部(ヴィクコンか……)
岡部「その比屋定某とやらが、狂気のマッドサイエンティストに心酔したため帰国できなくなった助手を迎えにくる、と?」
紅莉栖「誰も貴様に心酔などしとらんわ」
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2
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 22:54:13.73 ID:z2YOsy4mo
紅莉栖「先輩、飛行機の関係で、到着はお昼前になるって」
紅莉栖「怒られるでしょうね……。本来やるべき研究をほっぽって、こんなお遊びサークルに入り浸ってるんですもの」
以下略
3
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 22:55:22.08 ID:z2YOsy4mo
岡部「その先輩とやらは、どんな人物なのだ?」
紅莉栖「えっ? そうねぇ……一途な人、かな」
以下略
4
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 22:56:34.68 ID:z2YOsy4mo
岡部「……ずいぶんと仲がよろしいのだな」
紅莉栖「アメリカの研究所で二人っきりの日本人同士だったし、歳も近いから仲良くもなるわよ」
以下略
5
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 22:58:14.44 ID:z2YOsy4mo
岡部「な……な……」
紅莉栖「岡部? どうしたの、そんな地球が滅亡しそうな顔をして」
以下略
6
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:00:42.78 ID:z2YOsy4mo
紅莉栖「つまり、この私に、仲の良い先輩が居て、正直ビックリしてるんですねわかります」ニヤニヤ
岡部「その『先輩』とは、あなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか?」
以下略
7
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:01:34.80 ID:z2YOsy4mo
[大檜山ビル前]
岡部「おい、ダル! 応答しろ、ダル!」
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8
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:02:51.47 ID:z2YOsy4mo
岡部「だ、だが、やつはヴァージンなのだぞ!?」
ダル『処女厨大歓喜ィ! つかそれ、オカリン確認したん?』
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9
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:03:48.83 ID:z2YOsy4mo
[芳林公園]
岡部「…………」
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10
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:05:05.84 ID:z2YOsy4mo
[ラボ]
紅莉栖「送り先は中2の頃の岡部。内容は【ヴィクコンの 脳科研に入る ために勉強!】……」
以下略
11
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:06:10.97 ID:z2YOsy4mo
岡部「すべては俺の独善だ。俺の目的は、世界を混沌に陥れること」
紅莉栖「ああもう……それでいいわよ」
以下略
12
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:06:59.01 ID:z2YOsy4mo
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以下略
13
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:09:57.31 ID:z2YOsy4mo
紅莉栖「ちょ、ちょっと岡部? どうしたの急に?」
岡部「紅莉栖……? ここはヴィクコンか?」
以下略
14
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:13:10.95 ID:z2YOsy4mo
[ヴィクコン居住区]
紅莉栖「この寄宿舎の一部屋に岡部が一泊できるのは、私の上司である教授のおかげじゃない」
以下略
15
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:14:46.50 ID:z2YOsy4mo
真帆「か、彼氏? 勘違いも甚だしいわね……」キョトン
岡部「しょ、少女……?」
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16
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:16:15.67 ID:z2YOsy4mo
真帆「こんな失礼な男とどうして紅莉栖が……」ブツブツ
岡部(ま、まさか、ルカ子の時と同じように、Dメール送信によるバタフライ効果によって、性別を改変してしまったのか!?)ドクン
以下略
17
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:18:07.93 ID:z2YOsy4mo
岡部「き、貴様がその、クリスティーナと仲が良いとかいう先輩とやらか」
真帆「"クリスティーナ"?」
以下略
18
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◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:18:41.72 ID:z2YOsy4mo
岡部(……冷静になってみれば、俺は紅莉栖にひどいことをしてしまった)
岡部(私欲のために、紅莉栖から比屋定先輩という存在を、遠ざけようとしてしまったんだ)
以下略
19
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:22:35.69 ID:z2YOsy4mo
岡部「……二人とも、ずいぶん仲が良いのだな」
真帆「それはまあ、色々あったけれど、一緒に乗り越えてきたもの」
以下略
20
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:23:40.16 ID:z2YOsy4mo
岡部「……ダル。俺だ。ああ、そうだ。至急Dメール送信の準備を」
紅莉栖「ちょっと岡部? 人が話してる時にケータイは――」
以下略
21
:
◆.ATzfkBQdg
[saga]
2016/07/20(水) 23:24:56.53 ID:z2YOsy4mo
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[ラボ]
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