過去ログ - 青山ブルーマウンテン「うふふ、人間椅子です」
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2:名無しNIPPER[sage]
2016/07/21(木) 15:02:48.71 ID:VfoNQkagO
きたい


3: ◆Y18bIiy1qql.[saga]
2016/07/21(木) 15:02:53.77 ID:qfwWUajjo
「ああ、スケジュール!スケジュール!!スケジュール!!!締め切りに追い回される生活はもうコリゴリです!!!!」

「私はこれでもクリエイターなんですよ!時間に十分な余裕がなければ良い作品はできません!!やってられません!!!」

「バカー!トンカチのバカー!!ハサミのバカー!!モロッコ調なめし革のバカー!!!凛の大バカー!!!!」
以下略



4: ◆Y18bIiy1qql.[saga]
2016/07/21(木) 15:07:45.51 ID:qfwWUajjo
「知らない街へと行ってみ〜た〜い〜どこか遠くへ行き〜た〜い。やがて〜そこに住んで〜まな板をつくりながら〜つつましく細々と〜暮らして行くの〜」

それでも気を取り直して、作業を再開しました。
トントンとトンカチを振り回しながら、私はついつい独り言をいってしまいます。
孤独に仕事する者の職業病でしょうか?
以下略



5: ◆Y18bIiy1qql.[saga]
2016/07/21(木) 15:10:19.40 ID:qfwWUajjo
数ヶ月程前、私は宇治松千夜さんという方から、お店で使うソファーの作成依頼を頂きました。
その方は甘味処を営むおばあさんのお孫さんで、千夜さんもお店の手伝いをされています。

私も何度か打ち合わせに、そのお店に伺わせて頂きました。
そして千夜さんとは、最初の打ち合わせから意気投合したのです。
以下略



6: ◆Y18bIiy1qql.[saga]
2016/07/21(木) 15:12:53.09 ID:qfwWUajjo
「海に映る月と星々、美味しかったです」

私はソファーに横たわりながら、初めての打ち合わせの席の事を回想し、頂いたお菓子の事を思い返します。

「フローズン・エバーグリーンも良かったですし、花の都三つ子の宝石も美味しかったです。ああ、また行きたいです」
以下略



7: ◆Y18bIiy1qql.[saga]
2016/07/21(木) 15:15:01.42 ID:qfwWUajjo
「ああ、お店に行きたい!行きたい!!行きたいです〜う!!!」

ソファーに顔を埋め、足をバタバタさせてみます。
しかしそんな事をしてみても気が晴れません。

以下略



8: ◆Y18bIiy1qql.[saga]
2016/07/21(木) 15:20:43.47 ID:qfwWUajjo
以上、書きため分です
続きは出来たら今夜にでも


9:名無しNIPPER[sage]
2016/07/21(木) 20:12:31.96 ID:RHMGY0RgO
りんごりんごりーんご


10:名無しNIPPER[sage]
2016/07/22(金) 03:39:43.06 ID:U7UDoKRMo
うさぎになったバリスタがいる世界だから妙に自然だ


11: ◆Y18bIiy1qql.[saga]
2016/07/22(金) 08:42:39.50 ID:HR1BsFEZo
2話 天国と地獄


ある朝、青山ブルーマウンテンが不安な夢から目をさますと、自分が甘兎庵のフロアで一客の椅子に変わっているのを発見した。

以下略



12: ◆Y18bIiy1qql.[saga]
2016/07/22(金) 08:46:23.67 ID:HR1BsFEZo
先ほどの話です。
突然、軽い衝撃を、お腹−下腹部から大腿部全体あたりに受けました。
多分、その衝撃で目が覚めたのだと思います。
私はぼんやりと目を開けました。

以下略



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