過去ログ - 【モバマスSS】シンデレラたちの昼
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20:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 05:12:12.16 ID:icd1k6Br0
拓海「よし、行ってくる。 悪ぃけど20分くらい待っててくれ」

蘭子「我らの助力が必要ならばいつでも言うが良い!」

拓海「心配すんな、心置きなく饗されてろ」


 そうは言うがって思ったけど、随分と慣れた手つきで準備している。 どうやら本当に任せっきりで良いみたいだな。
 一応、食器の用意くらいはしておくか、と席を立とうとし、ぐいっと袖を引っ張られる。


奈緒「どうした、飛鳥」

飛鳥「ボクも買い物を手伝ったんだよ」

蘭子「飛鳥ちゃん、褒めて欲しいって言ってるの」


 なるほどそういうことか。 普段は斜に構えてスカしてるくせに、ちょいちょい甘ったれてくるところがとても可愛い。 正直、ちょっとずるいよな。


奈緒「よーしよし、暑い中あたしらの為に頑張ってくれたんだな。 えらいえらい、お姉さんは嬉しいぞ〜」

飛鳥「フフフ、悪くない気分だ。 もっと撫でてくれ」

蘭子「我からも汝の偉業に歎賞の威を示そうぞ」

飛鳥「ふへへ」


 犬の尻尾が見える、なんて表現があるけれど、今の飛鳥はまさにその状態だ。 ここまでわかりやすいと余計可愛がってやりたくなる。 動物っぽい行動が萌え要素になるのもそういうことなのかな……


奈緒「そういえば、いまさらかもだけど。 そのパジャマはどうしたんだ?」

蘭子「我が獣王の鎧のことか?」

奈緒「獣王…… まあそのキグルミパジャマだよ」

蘭子「汝が我らに天啓を授けたのだ。 そして遠征の際、彼方の地にて見つけた礼装よ!」

飛鳥「この間、原宿へ行った時ついでにね。 別のキグルミだけど一応お揃いさ」


 なるほどな。 実は今の格好(キグルミ)も体の線が目立つ上に胸元が広く作られててけっこー際どいんだけど、この際それには目を瞑ろう。


奈緒「よし。せっかくのパジャマが汚れるのもなんだし着替えてくるか。 飛鳥はみんなの分のエプロン持って来といてくれるか?」

飛鳥「任せてくれ」

蘭子「では、行ってくる!」




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