過去ログ - 【モバマスSS】シンデレラたちの昼
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24:名無しNIPPER[saga]
2016/07/29(金) 06:26:09.46 ID:+rw+DdHM0
蘭子「お肉っ!」

飛鳥「凄い……本当に串に刺さってるやつだ……っ!」

奈緒「おぉー!テレビでしか見たことないぞこんなの!」


 二又の鉄串にゴロゴロお肉と色とりどりの野菜、しいたけ、輪切りのトウモロコシが刺さって、テーブルの上に山盛りになっている。 甘酸っぱい香りのソースが掛けられ、まだ焼いても居ないのにとっても美味しそうだ。


飛鳥「それにしても手際が良すぎないかい? ボクらが来るまで30分もかかってないだろう」

奈緒「確かにな。 跡を見るかぎり、全部今用意したんだろ?」


 現在の庭には調理用テーブルとバーベキューコンロがあり、広げられた40Lのゴミ袋には人参やピーマンの切れ端が捨てられている。


拓海「アタシはチームの特攻隊長だからな。 こういうイベント仕切ったりすんのも当たり前だろ」

奈緒「だろって言われてもな……」

飛鳥「文化が違いすぎると何が正解か理解らない。 おいそれと関われない相手なら尚更、だね」

蘭子「お肉焼いていい?」

拓海「おっ、いいぞいいぞ。 どんどん乗っけてっちまえ」


 我慢の限界を超えた蘭子の発言に応えて、拓海は串を網にのせていく。 ジュゥゥゥゥゥと焼ける音と一緒に、バーベキューソースの香りが漂いはじめる。 滴る油が落ちる度に音が弾けて立ち上る煙にかわっていく。


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