44: ◆hxGgtPv0f.[sage]
2016/07/22(金) 19:04:42.32 ID:N7BH6Wdqo
梨子 「そんなはずはない。
私の心は、あなたの瞳みたいに輝いてはいない」
千歌 「へー、私の瞳、光って見える?
自分だとよく分からないけど……」
梨子 「そうね、きらきら輝いてるわ」
それを聞くと、千歌ちゃんが嬉しそうに笑った。
千歌 「それはきっと、私の瞳の中に梨子ちゃんの心が映ってるからだよ」
半透明のビニール傘で顔を隠したままで、私は呟いた。
梨子 「そんなの、きれいごとよ」
千歌 「でも、きれいなんだよ。
まるくて、すきとおっていて、きらきら輝いていて……」
梨子 「クラゲじゃあるまいし」
雨が止んだので、私は「クラゲ傘」を閉じて、そっぽを向いた。
遠くに見える海が涙で滲んで、きらきらと輝いて見えた。
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