過去ログ - まほ「行くぞ!」アンチョビ「望むところだぁー!!」
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13: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:35:46.41 ID:wmcgdksi0
アンチョビ「私は戦車道の特待生として、彼女と同じ戦車道の名門校に入学した」

アンチョビ「自慢じゃないが、地元での戦車道で私はそれまで、誰にも負けたことがなかった」

アンチョビ「だが、戦車道に関することの全てにおいて、彼女は私の二段ほど上を行っていた」
以下略



14: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:36:30.16 ID:wmcgdksi0
まほ「安斎智代美…彼女は、とても明るい子だった」

まほ「隊長や副隊長に意見することも多く、よく可愛がられ、それと同時に努力家でもあった」

まほ「その努力のかいあってか、彼女はすぐに車長になった」
以下略



15: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:37:52.27 ID:wmcgdksi0
みほ「二人の関係…私、全く知らなかった」

まほ「…私は、中学の戦車道の全てにおいて頂点に立つつもりでいた」

まほ「西住流を受け継ぐものとして…当然のことだと思った」
以下略



16: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:38:34.97 ID:wmcgdksi0
カルパッチョ「それでも強豪校の副隊長、やっぱりドゥーチェはすげぇッス!」

アンチョビ「当然だ、私は常に隊長を目指していたからな」

アンチョビ「まぁ、最後の最後まで、隊長の座に座ることはできなかったがな」
以下略



17: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:39:47.39 ID:wmcgdksi0
まほ「彼女の人の心を掴む力は…素晴らしいものだった」

みほ「確かに、アンツィオの士気は常に高かったです」

まほ「付いたあだ名が、仏の安斎、鬼の西住だ」
以下略



18: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:40:49.17 ID:wmcgdksi0
まほ「あぁ、彼女も当初は多くの高校のスカウトを蹴り私と共に黒森峰に入るつもりだった」

まほ「…あの事故が起きるまではな」

みほ「じ、事故って…」
以下略



19: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:42:42.29 ID:wmcgdksi0
まほ「それは、乗組員全員が意識不明となる大惨事になった」

みほ「・・・」

まほ「全員一命は取り留め、意識も回復したものの、怪我の影響で彼女は1年半ほどの入院とリハビリを迫られた…らしい」
以下略



20: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:44:06.98 ID:wmcgdksi0
カルパッチョ「そんなことが…」

アンチョビ「正直、今でもこうして立っていられるのが不思議なくらいだ」

アンチョビ「今思うと、後遺症とかも何もなかったのも救いだったな」
以下略



21: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:46:40.83 ID:wmcgdksi0
カルパッチョ「…………」

ペパロニ「…で、でも、それでも、黒森峰に行く選択肢はあったはずっス!」

アンチョビ「あぁ、そうだ、私も、当初はリハビリが終わってから、万全の状態で黒森峰に入るつもりだった」
以下略



22: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:48:33.98 ID:wmcgdksi0
カルパッチョ「……」

ペパロニ「……だから、ドゥーチェは練習や試合の時にいつも無茶をするなって…」

アンチョビ「あぁ、もう二度と大好きな戦車道であんな思いはしたくないし、それを見るのも絶対に嫌だからな」
以下略



23: ◆bXmsmX83I2[saga]
2016/07/22(金) 19:50:06.95 ID:wmcgdksi0
アンチョビ「彼女と並んで共に戦うことができないのなら」

アンチョビ「戦車道で彼女と本気で戦い、そして彼女を越える」

アンチョビ「そう思うようになった、そして私は…スカウトの手を残していてくれた」
以下略



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