4:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:33:00.77 ID:EYUQpcSc0
にこ「んん……むにゃ……はっ!?」
いつも通りの平凡な朝だった。枕もとの目覚まし時計は六時五分前を指していた。
にこ「いつも鳴る前に目が覚めるのよね。ま、これも世界No.1アイドルの実力のうちね!」
簡単な身支度を済ませ、着替えるのはランニングウェア。いつものように早朝の秋葉原へと飛び出した。
にこ「ふっ……ふっ……」
UTXの周りをぐるりと一周してから神田方面に抜けるのが日課である。
「あら、にこ。今日も相変わらず早いのね」
にこ「まあね。でも、それはあなたもでしょ、ツバサ」
ツバサ「ふふ、あなたに追いつきたくて必死なの」
にこ「なら、もう三十分早く寮を出ることね」
ツバサ「アドバイスありがとう。明日から見てなさい! 今度は私があなたを待っててやるんだから!」
にこ「はいはい、楽しみにしてるわ」
ツバサを後ろへとグイグイと引き離し、颯爽とUTXの寮へと戻った。
シャワーを浴びて、朝食を食べて、身だしなみを完璧に整えて、余裕をもって登校。
何ともないいつもの光景。何ともないトップアイドルの日常。
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