過去ログ - THE IDOLM@STER OVER WORLD
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22:名無しNIPPER
2016/07/23(土) 16:44:08.29 ID:G7thJZfF0


……と、いうのが千早の考えのはずだった。


「危ない危ない……アイドルにまで卑劣な手を教え込んでるのか?」



彼女達の乗った車は、車体の中心で縦に切断されており、それは後方に並んでいた兵士達の仮面から発生した翼によるものであり、その切り口はまるで専用の機械で切断されたかのように滑らかであった。


「何!?何が起きたの!?美希もう嫌だよぉ!」


衝撃に驚いた美希がふらふらと車外に出てくる。
両手で目を擦っており、周りの状況をよくわかっていないようだ。


「美希!出ちゃダメ!」
「ほう……自ら出てくるか」
「戻れ!美希!」


プロデューサーが銃を連射するが、それらは仮面の翼になんなく弾かれてしまう。


「無駄だ。そんな玩具は学園都市の技術の前では意味をなさない。捕らえろ」
「了解」


隊長が命令すると、1人の兵士がコンクリートを蹴りあげた。
まるで幅跳び選手のように跳ね上がると一瞬で美希の側に移動し、彼女を取り押さえた。


「やめて!助けてなの!ハニ……」


プロデューサーを呼ぼうとした美希の脳内に数分前の彼の姿がフラッシュバックし、そこに一つの迷いが生まれた。
そして、それは彼女自身も予想だにしないような言葉を紡がせる。





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