過去ログ - 京子「プレゼントは奇跡の魔法」 / 結衣「ほんのり甘い、ブラックコーヒー」
1- 20
26:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 01:58:23.89 ID:vaNuVgR90
続いて『結衣「ほんのり甘い、ブラックコーヒー」』を次レスから


27:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 01:58:55.98 ID:vaNuVgR90



オフィスの玄関先で見る、どんよりとした空の夕方。
薄いながらも切れ間のほとんどない雲が、あくせくする人々を笑うように流れていく。
以下略



28:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 01:59:31.20 ID:vaNuVgR90

社会人1年目の私は、ちょうど仕事に対して大童にならざるを得ない苦境にあった。

学生時代に人1倍努力してきたおかげか、原則定時退社で残業代もきちんと出されるような優良企業を就職先として物にすることはできた。
それに、世のため人のために勤労に励むということに対しての覚悟も、自分なりに持っていたつもりだった。
以下略



29:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 02:00:05.21 ID:vaNuVgR90



『ごめん。今日も遅くなるから、あかりは先に休んでて』

以下略



30:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 02:01:10.73 ID:vaNuVgR90

ううん、それじゃダメだ。
ちゃんと返信して、お礼を言わなきゃ。

そう思って我に返ると同時に、上司からの招集がかかった。
以下略



31:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 02:01:42.08 ID:vaNuVgR90





以下略



32:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 02:02:37.91 ID:vaNuVgR90

あかりは、横に布団の用意までしながら、テーブルに頭を伏せていた。
その上に並べられていたのは、料理を普段担当していないことを考えれば十分すぎる量のご飯。
どれもこれも私のためのものであろうことは、彼女の性格上想像に難くなかった。

以下略



33:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 02:03:15.90 ID:vaNuVgR90

「おかえり……」

「あかり……」

以下略



34:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 02:03:53.03 ID:vaNuVgR90

その沈黙を先に破ったのは、彼女のほうだった。



以下略



35:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 02:04:26.64 ID:vaNuVgR90

「……結衣ちゃんだって」



以下略



36:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/24(日) 02:05:15.19 ID:vaNuVgR90



2つの唇が、自然と重なる。

以下略



50Res/25.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice