過去ログ - 文香とありすの今夜はこの一冊〜第一夜〜
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16:1 ◆AG7E9M3h9g[saga]
2016/07/24(日) 23:19:26.72 ID:bHcEzNkF0
文香「式が終わった帰り道。ロミオは自分の親友マキューシオとジュリエットの従兄弟ティボルトがケンカになっているのを目撃します。」

文香「ティボルトは昨日のパーティーでロミオを見つけ切り殺そうとした激情家でした。その場は流血を嫌ったジュリエットの父によって止められましたが、それからロミオのことを狙っていたのです。」

ありす「粘着質な人ですね。ストーカーじゃないですか!」

文香「この時代の貴族の風潮でしょうね。ティボルトはなかなかの策士でした。マキューシオを餌にしてロミオを狙っていたのです。」

文香「しかし、このときロミオはジュリエットと婚姻を交わしておりティボルトとは親戚。和解を求めたのです。」

ありす「親戚になったからって、そうそう態度を変えられるのでしょうか?」

文香「どうなんでしょうね?現代とは価値観が違いますから。少なくともティボルトは和解を求めるロミオの姿を臆病者と散々に侮辱します。」

文香「それに激昂したのがマキューシオです。友人の名誉を傷つけられたマキューシオは剣を抜きティボルトと対峙します。」

ありす「すごいです!友人のために立ち上がれるマキューシオ、カッコイイです!」

文香「この時代、名誉は命よりも重いものでした。だからマキューシオは正しいことをしていたのです。ですがこの選択が後に最悪の事態を招くことになります。」


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