過去ログ - カチューシャ様と呼びなさい
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8: ◆naranciafLZ1[saga]
2016/07/25(月) 01:01:07.88 ID:Jp+bK6hio
 誰もついてこられないという意味はすぐにわかる。

「ん」

「すごい、またど真ん中!」

「普通にしてるだけ」

 砲撃は百発百中。

「次は右、その次も次も右」

「ん」

「完璧だわ!」

 操縦も上手だったのだけれど

「次はどっちに行けばいい?」

「えっと、あ、うー」

「ちょっと! 早く言ってくれないと!」

「ひ、左!」

「左ね。わかったわ!」

 刹那、大きな衝撃が私達を襲いガス噴出音が聞こえた。
自動判定システムが白旗を上げたのだ。
模擬戦闘で車長を務めたノンナはポンコツという他なく
それまでのクールな印象はどこへやらで終始慌てていた。
私はそれを好ましく思ったが周りはそうでもなかったようで
キツイダメ出しをしていたようである。
花を摘みに行くといって退去した彼女はその日戻ってくることがなかった。


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