過去ログ - 提督「Man After Man」
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42:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/29(金) 00:10:52.35 ID:/PuFHbxA0


特にここ4年は多くの仲間が沈み、その軋轢があちこちにあった。

そんな中緩衝材の役割を果たしてくれたのがこのペンギンだった。そしてペン吉もそれを理解して動いている節があった。

共に苦楽を乗り越えてきた。鎮守府の皆はこのペンギンを家族だと思っている。それは私も同じだ。だが……


提督「きっとお前には本当の仲間がいるんだろうな。そしてそれは私たちではない……」

ペン吉「……」

提督「でも忘れないでくれ。私たちは、お前を家族のように思っていた。お前も同じように思ってくれていたと信じている」

ペン吉「クア……クア―!」

提督「おっと……」


飛びついてきたペン吉を受け止める。

私は胸の中でクワクワ泣き喚くペンギンを撫でた。思えば私はこいつに親らしいことをしてやれなかった気がする。

夜中に本を子守歌代わりに聴かせてやったぐらいだろうか。




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