7:名無しNIPPER[saga]
2016/07/25(月) 20:55:11.53 ID:KzvkV2deo
華「……少しは私のことを認めていただけるようになりましたけど……華道のこととなると妥協は許されません」
華「最近はお父様と言い争うことも多いんです。結局お母様の圧倒的勝利になるのですが」
沙織「そんな力関係なんだ……」
華「ええ。ですがお父様の言うことには疑問があることが多いんです。この前も『一食でご飯二合は多すぎだ』とケンカを吹っかけてましたし」
沙織「二合で多すぎ?それって変じゃない?」
華「ですよね?自分が小食なのをいいことに、私とお母様は一食一合ずつにしたらどうかと言ってくるんです」ハァ
沙織「えっ!一人二合!?」
華「?はい」
沙織「それは多いよ……」
華「しかし、ふりかけや海苔を使えばあんなものあっという間に…」
麻子「……ご飯の話はその辺にして、西住さんの話に戻そう」
優花里「西住殿はどうしたいのですか?」
みほ「……とりあえず西住流の家元にはなりたくないかな」
沙織「じゃあそれを伝えれば…」
みほ「うん…………でも気が重くて…………お母さん、怒ると怖いし……」
華「…………でしたら、私たちが一緒に行くというのはどうでしょうか?」
みほ「えっ?」
華「どこまで同行できるかはみほさんのお母様次第ですが、途中まででもご一緒すればみほさんの緊張や恐怖を和らげることができるかと思いまして…………余計なお世話でしょうか?」
みほ「う、ううん!すごく嬉しいしありがたいよ!でも……いいの?」
優花里「もちろんです西住殿!どこまでもお供します!!西住殿は大切な仲間ですから!!」
華「ええ」ニッコリ
みほ「ありがとう……」ウルウル
優花里(よしっ!西住殿の好感度アップですぅ!五十鈴殿の提案とはいえ、先にアピールしたもん勝ちであります!)
みほ「本当に嬉しい……ありがとう。提案者である一番偉い華さん。それに華さんの提案に乗ってくれた優花里さん」
優花里「あ、はい……」
優花里(見透かされてますか!?さすがですぅ!)
沙織「私も行くよ!みぽりん!」
麻子「……付き合おう」
みほ「沙織さん……麻子さん…………ありがとう!」
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