28:1[sage]
2016/07/29(金) 03:31:55.75 ID:AgNWbK/OO
「君が姫菜に本気で告白した訳じゃなく戸部が降られるのを未然に防いでくれたことはわかってる」
「だからなんだよ?」
「だから戸部が抱えている君への誤解を解きたい…」
「断る」
やはり彼は一筋縄ではいかないな
だが俺の手で潰す為にはここは引けない
「理由を聞いてもいいか?」
「俺はあの日海老名さんに告白して降られた。それで解は出た。後は戸部が海老名さんに振り向いてもらえるよう頑張ればいいだけだ」
「それで?」
「戸部が俺の事を恨んでるというならそのままほっとけよ。別にグループに関係ないぼっちを恨んでるところでお前らには関係ないだろ」
「誤解を解くのは君の為じゃなく戸部の為だ。そんな負の感情を抱いたままの戸部に姫菜が振り向くとは思えない。」
「ハッ!俺が戸部から一発殴られりゃ丸く収まるのかよ?」
「もちろんその場には俺も立ち合うし暴力沙汰にはさせないさ」
彼は俺のこの一言に驚いたように腐った目を見開きすぐに顔全部を赤く染め上げ俯いた…
俺なんか悪いこと言ったかな?言ってないよね…
「…いつだ?」
「今日の昼休みに屋上で待ってるよ。」
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