過去ログ - 高峯のあ「115mmの憧れ」
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10: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2016/07/26(火) 23:46:53.95 ID:BS+DXwC20
卯月「私も初めのうちはいっぱい噛んじゃったんですけど、パーソナリティが高垣楓さんで、段々とリラックスできて――って、自分でハードル上げちゃダメですよねっ」

ちひろ「のあちゃんにも説明したけど、今日の収録は生放送じゃないですから、カットとかもできるので落ち着いてやってくださいね」

そう卯月に話しかけた彼女は、車のドアを開けて私達を乗せる。
以下略



11: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2016/07/26(火) 23:48:47.35 ID:BS+DXwC20
――収録現場に着いて、一通りの挨拶が済んだあと、早速収録の準備が始まった。

マイクの二本ある狭い部屋に、卯月と二人きり。ガラスの向こうでは、ちひろとスタッフの人が話していた。

のあ「もっと、緊張すると思っていたわ」
以下略



12: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2016/07/26(火) 23:50:03.12 ID:BS+DXwC20
のあ「貴女には、貴女の魅力があるわ。安心して」

落ち着いているわけじゃない。

これは、もっと酷くあさましい何か。
以下略



13: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2016/07/26(火) 23:52:16.20 ID:BS+DXwC20
卯月が番組名を告げて、新しいアイドルが入ったことを告げる。

私の名前や基本的な情報を読んでから、彼女はもう一度私に紹介を求めた。

のあ「のあ……高峯のあよ」
以下略



14: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2016/07/26(火) 23:53:27.03 ID:BS+DXwC20

のあ「……ええ、これは生まれつき」

卯月「神秘的なオーラがあって、ミステリアスな仲間が増えました。では、さっそく質問の方、してもいいですか?」

以下略



15: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2016/07/26(火) 23:54:52.69 ID:BS+DXwC20
のあ「趣味――」

ふと、視界の隅に事務員の彼女を捉えた。会話が弾んでいないことを快く思っていないのか、いつもの笑顔は見えない。

のあ「趣味は――」
以下略



16: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2016/07/26(火) 23:55:55.91 ID:BS+DXwC20

卯月「では、最後の質問です――」

卯月「――のあさんがアイドルになった理由は何ですか?」

以下略



17: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2016/07/26(火) 23:56:32.17 ID:BS+DXwC20




のあ「何かが、変わる気がして」
以下略



18: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2016/07/26(火) 23:58:12.17 ID:BS+DXwC20

この答えは、どうなのだろう。『正解』なのだろうか。

私は間違えなかったのだろうか。

以下略



19: ◆Ava4NvYPnY[saga]
2016/07/26(火) 23:59:29.00 ID:BS+DXwC20

――収録が終わり、私と卯月は車の中に戻った。

ちひろは現場のスタッフと簡単な打ち合わせをしているらしく、しばらくは卯月と二人きりだ。

以下略



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