14:名無しNIPPER[saga]
2016/07/27(水) 12:11:43.65 ID:8FgqKKs3O
「――――――」
声にならない声。歓声。雄叫び。様々な声が、音が、私を貫いた。
最初に舞台へ引っ張られた時の比ではないくらい緊張で足が竦んだ。
「大丈夫ですよ」
菜々ちゃんがそう声をかけてくれた。
不思議と足の竦みが消え、周りの声が良く聞こえるようになった。
「頑張れ!」「大丈夫だよー!」「俺たちがついてるぞ!」
どれも応援の声で、怖がることはない。
そう思ったら足が一気に軽くなった。
「みなさん! 新田美波といいます! 今日は精一杯頑張らせていただきます!」
「じゃあ美波ちゃん行きますよ! 最初は――――」
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