1: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:18:43.87 ID:rurxTt4Bo
―――事務所
ちひろ「流行ってますね、ポケモンGO」
P「流行ってますねぇ。街中至るところでやってる人見ますよ」
ちひろ「プロデューサーさんはやらないんです?」
P「一応ダウンロードはしましたけど、だいたい車移動なんであんまり触れてないですね」
ちひろ「ふふ、真面目な方で良かった♪ そんなプロデューサーさんに朗報です!」
P「へ?」
ちひろ「今からポケモンGOの体験をしてもらいます! 李衣菜ちゃんたちで!」
P「はぁ。……はあ?」
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2: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:19:24.22 ID:r9Pda+VPO
ちひろ「今から3人が順番に現れますので、捕まえてみましょう!」
P「捕まえてみましょうって……なにを言ってるんですかあなたは。ちゃんと説明してください」
ちひろ「みんなも流行りに乗ってプレイしてるみたいなんですよ。ですので」
3: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:20:07.35 ID:r9Pda+VPO
ちひろ「んもう、プロデューサーさんったら。いつもはもっと物分かりいいじゃないですか」
P「いやだから、捕まえるってなんですか。女の子捕まえたら捕まりますよ、俺が」
ちひろ「やん、もうすでにあの子たちの心は捕まえてるくせに♪」
4: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:20:58.04 ID:r9Pda+VPO
ちひろ「いやしかし、とにかくやってみてください! 3人も早く捕まりたくて待機してるんですから!」
P「捕まりたいのか……」
ちひろ「ふふふ、プロデューサーさんと遊びたいんですよ♪ ……あ、早速来ましたよっ」
5: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:21:51.97 ID:r9Pda+VPO
李衣菜「…………」ススッ
P「李衣菜? なんでそんな遠くに……こっち来ないのか?」
6: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:22:34.53 ID:r9Pda+VPO
P「ネコミミヘッドホン……ああ、そういえば前に前川さんと仕事したときに彼女に薦められてたな」
ちひろ「ネコりーなちゃんですね! かわいい!」
P「ええ、似合ってますね。かわいいぞ、李衣菜」
7: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:23:23.75 ID:r9Pda+VPO
李衣菜「変化球の方がロックじゃないですか! へへへ」
P「喋るの!?」
李衣菜「ニャースも喋りますしね」
8: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:24:21.38 ID:r9Pda+VPO
李衣菜「えへへ、Pさんから名刺をもらうのは2度目ですね」
P「そうだな……あのときとは違うけど。はい、どうぞ」スッ
李衣菜「いただきます――あれ、私たちの名前が……。前のと違うんですね?」
9: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:25:17.57 ID:r9Pda+VPO
P「というかゲット判定これでいいんですか?」
ちひろ「いいと思います、デレデレですし」
P「んな適当な……」
10: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:25:52.23 ID:r9Pda+VPO
李衣菜「さて、次もさくっとゲットしましょう! ……にゃあ」
P「思い出したかのようにネコ要素を」
李衣菜「あ、鳴き声うっひょーだった。うっひょー♪」
11: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:26:32.81 ID:r9Pda+VPO
李衣菜「こういうときは『おこう』ですね。使うといっぱいポケモンが寄ってくるんですよ」
P「なるほど。……いや、その『おこう』の代わりがなんなのか分からないんだけど」
ちひろ「あっ、それならちょうどいいものがあります!」
12: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:27:35.21 ID:r9Pda+VPO
ちひろ「あ! やせいの おかざきやすはが とびだしてきた!」
李衣菜「毎回やるんですね、それ」
P「香ばしい香りに誘われてきたのか……。泰葉、こっちおいで」
13: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:28:31.17 ID:r9Pda+VPO
ちひろ「むむっ。プロデューサーさん、泰葉ちゃんは李衣菜ちゃんより少し手強いみたいですよ」
P「手強い?」
ちひろ「ポケモンGOにはCPというものがありまして、李衣菜ちゃんたちにも設定されています」
14: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:29:31.21 ID:r9Pda+VPO
ちひろ「わずか1の違いですが、本家とは比べ物にならないほどの差があるんですよ……! 気をつけてください」
P「気をつけろったって、別に危害を加えてくるわけじゃあるまいし」
泰葉「……めろっ」ペシ
15: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:30:08.25 ID:r9Pda+VPO
P「李衣菜がちょろいって言うのもな……。よし、じゃあ泰葉にも名刺を」スッ
泰葉「あ、メロンパンもくださいめろ」
P「お、おう。……はい、どうぞ」
16: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:31:07.47 ID:r9Pda+VPO
李衣菜「へへ、やったね! 泰葉も無事ゲット♪」
泰葉「ふふっ。ちょっと楽しかったかも……んむんむ」
李衣菜「メロンパン食べれるからじゃないの?」
17: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:31:56.24 ID:r9Pda+VPO
李衣菜「さぁ、最後は加蓮ですね」
泰葉「随分待たせてしまいましたから、一筋縄ではいかないでしょうね……。充分準備をしてください」
P「大げさだな。大丈夫、加蓮は優しい子だ、から、な……?」
18: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:32:43.43 ID:r9Pda+VPO
加蓮「…………」ジトー
P「か、加蓮? ごめんな、待たせすぎちゃったな」
19: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:33:46.71 ID:r9Pda+VPO
ちひろ「まずいですね……。あれは北条加蓮ツンフォルムです」
泰葉「知っているんですかちひろさん」
ちひろ「ええ。極度の寂しさから生み出された、加蓮ちゃんのかまってオーラが噴出している姿です」
20: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:34:43.15 ID:r9Pda+VPO
P「ど、どうしたら名刺を受け取ってくれる?」
加蓮「んー、そうだなー。今度買い物に付き合ってもらおっかなぁ。ぽて♪」
P「ああ、それくらいならいいぞ。他には?」
21: ◆5F5enKB7wjS6[saga]
2016/07/27(水) 12:35:37.19 ID:r9Pda+VPO
加蓮「ま、まだ!? そんなっ、Pさんにそこまで、わ、私……!」
P「もうないか?」
加蓮「う、うん……ていうか、私Pさんにもらってばかりだから……その、申し訳ないよ……」
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