過去ログ - 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の四】
1- 20
8: ◆WavyZHXNoU[saga]
2016/07/29(金) 01:38:38.38 ID:8E/GE04p0

 〜ゆず香るラジオ、リターンズ、其の二〜

香「ペンネーム、ゴキブリに負けた男さん」

ゆず子「負けるなって、男なら…」

香「先日、滅多に怒らない上司が大噴火してしまい、職場の空気がとても重苦しかったです。SSプロには怒ると怖いタイプの人はいますか?」

ゆず子「怒ると怖いタイプか…」

香「普段から怒っているのは、衣依、ゆず子、タカシ…くらいか?」

ゆず子「香様だってしょっちゅう怒るじゃん」

香「僕は怒ってなどいない、叱っているだけだ」

ゆず子「どー違うんだか…」


香「しかし、挙げた以外では怒るところをあまり見ないな…」

ゆず子「確かに。葉子とかキレることがなさそうだし、チビッコも別に…タカが知れそうだし」

香「聖羅もそういう意味では、怒るということがなさそうだな…」

ゆず子「…まこちゃんは?」

香「誠がいたな…」


ゆず子「前に、1回だけ見たんだよ…」

香「僕も見たことがあるが、誠は、うちの事務所の中では唯一、怒ると怖いタイプかも知れん」


ゆず子「シュークリームでキャッチボールして遊んでたんだけどさ」

香「……その時点で言いたいことがあるが、まあ続けろ」

ゆず子「いや、ちゃんと食うつもりじゃいたって。どこまで強くキャッチボールしていけるか、みたいな遊び? するじゃん?」

香「しない」

ゆず子「んで、確か…えっと…タカシとやってたんだけど、そこにまこちゃん来てさあ。タカシが、あ、まこちゃーんって駆け寄るじゃん?」

ゆず子「もうこっちが投げた後でタカシが行っちゃったもんだからシュークリームが壁にべしゃーってなっちゃって」

香「なるほど…」


ゆず子「キレたね、まこちゃんが」

ゆず子「食べもので遊ぶんじゃない、って。もう、おっかねえの、迫力とか、声とか、何もかも。タカシがビビって、我関せずみたいな顔してさ!」

ゆず子「でもってわたしだけまこちゃんに、はっ倒されちゃったくらいだよ、マジで。ほっぺ、ビターン!」

香「手まで出たのか…」

ゆず子「いや、マジであれは怖かった。ビビった。香様は?」


香「僕は食べもの絡みではなかったな」

ゆず子「へえー、意外」

香「その日は2人で外を歩いていたんだが、パチンコ屋の前を通りかかってな」

ゆず子「うんうん」

香「まあ気にも留めずに通り過ぎようとしたんだが、ふと誠が立ち止まったかと思ったら、いきなりパチンコ屋の方へ突撃していった」

香「それで僕は知らないが…人見知りらしい男性の胸ぐらを掴み上げて……いや、これ以上はよそう」

ゆず子「気になるじゃん!」

香「電波に乗せられるか、こんなもの」

ゆず子「カットするって、カット! 収録なんだからいける、いける!」

香「じゃあカットするとして…どうやら、父親だったらしいんだが、その朝に仕事へ行くと言っていたのにパチンコ屋から出てきたのを見つけて怒鳴り込んでいったようなんだ」

ゆず子「ああー…そういうパターン?」

香「しかも、生活費を注ぎ込んで大負けしていた…という可哀想なパターンで、あの時の誠は……今思い出しても震えるレベルだな」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/486.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice