13:名無しNIPPER[saga]
2016/07/29(金) 21:24:48.54 ID:KNK1bTY7o
  ― = ― ≡ ― = ― 
  
 零した溜息の大きさに自分で驚いた。 
 顔を撫で付けて、やたらに甘い缶コーヒーを啜る。何だコレ甘っ。 
  
14:名無しNIPPER[saga]
2016/07/29(金) 21:33:36.06 ID:KNK1bTY7o
  
  
  「――お疲れ様です、プロデューサーさん!」 
  
  
15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/29(金) 21:51:30.56 ID:KNK1bTY7o
  
  「……あー、新田さん」 
  
  「はい?」 
  
16:名無しNIPPER[saga]
2016/07/29(金) 22:04:10.60 ID:KNK1bTY7o
  
  「……新田さん。そろそろ期末考査の時期だろうけど、勉強は進んでる?」 
  
  「はい。今期は必修科目が多くて気が抜けません」 
  
17:名無しNIPPER[saga]
2016/07/29(金) 22:27:55.59 ID:KNK1bTY7o
  ― = ― ≡ ― = ― 
  
  
 打率四割を数える伝説のバッター、新田美波。 
 もう自分でも何言ってんのかよく分からんが、とにかくそんな感じだった。 
18:名無しNIPPER[saga]
2016/07/29(金) 22:41:48.00 ID:KNK1bTY7o
  
 ソフトクリームを手渡し、ウッドデッキに並ぶ。 
 初夏のお台場は照り返しと人混みとで熱気に満ちていた。 
 海風が無ければあっという間にグリルの完成だ。 
  
19:名無しNIPPER[sage]
2016/07/29(金) 22:45:07.66 ID:tqXZ9YysO
 うおっ 
 楓さんがスカウトされるあたりから見てるけどリアルタイム初めてで感動 
20:名無しNIPPER[saga]
2016/07/29(金) 23:23:51.72 ID:KNK1bTY7o
  
  「……え、あ、はいっ!?」 
  
 新田さんが素っ頓狂な声を上げた。 
 まぁ、無理も無いか。唐突に過ぎる。 
21:名無しNIPPER[sage]
2016/07/29(金) 23:24:36.28 ID:KNK1bTY7o
 >>19 
 いつも読んでくれてありがとう 
 ゆっくりしていって頂戴ね 
22:名無しNIPPER[saga]
2016/07/29(金) 23:25:16.25 ID:KNK1bTY7o
  
 何だろう。新田さんの顔が赤い。 
 幾ら気恥ずかしくても、アイドルとなる以上はこなしてもらわなきゃならない。 
 外せない重要なステップだ。 
  
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