過去ログ - 新田美波「君の隣に居たいだけ」
1- 20
40:名無しNIPPER[saga]
2016/07/30(土) 12:11:21.82 ID:yKoKZquYo
 ― = ― ≡ ― = ―


曰く、恋愛とは神聖かつ等しく祝福さるべきものである。
曰く、女子大生というのは微妙かつ繊細な心情の宿主である。
曰く、身近な立場なればこそ行動には慎重を期すべきである。
曰く、ばか。


鷺沢さんの説教は緻密かつ圧倒的だった。
反論の余地などどこにも残されていなかった。
めちゃくちゃ恐かった。


 「……怒ってる?」

 「当たり前ですっ」


レッスンを終えて尚、新田さんはご立腹。
口を尖らせ、ご機嫌斜め感を全力で漂わせている。

 「俺が悪かったです……配慮が足りませんでした……許してください……」

 「……足りませんね、誠意が」

 「御意」

だからこそ、こうしてアクセサリーショップに来た訳だ。
鷺沢女史曰く、こういった場合は贈り物で誠意を示すと吉でしょう――


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
81Res/44.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice