14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/07/29(金) 20:15:19.91 ID:PZoUl7T40
レナ「私はディーラーだったから、すべての結果には何かしらのテクニックやトリックがあるって考えてるわ」
レナ「さっきのトランプも芳乃ちゃんが何かテクニックやトリックを使ってあれだけ勝ち続けてたとしか思ってないわ」
レナ「それがイカサマであっても見破れなければテクニックだし、もちろん見破れたら不正だからノーゲームよ」
芳乃「ほー、わたくしの力がイカサマだとー」
レナ「……そうとしか考えられないけど、実際見破れてないから……」
レナ「Pくんは芳乃ちゃんを神って紹介してくれたけど、私にはただの女の子にしか見えないもの」
レナ「だから、芳乃ちゃんも本当にPくんに気があるなら、自分で言ってたように想いの力とやらでなんとかしないとね?」
芳乃「ほー……、そのような考え方がー……。盲点でしてー」
レナ「そう?」
芳乃「はいー。わたくしは知らず知らずのうちに己の力に甘えていたようですー」
レナ「人間ってそう言う物よ。調子に乗って天狗になってるといつかその鼻っ柱を折られるの」
レナ「でも、そこで挫けずに這い上がれると、その人はより魅力的でかっこよくなれるのよ」
芳乃「ほー」
レナ「だから、芳乃ちゃんも頑張ってね。Pくんは私の大事なおとうとだから」
芳乃「かしこまりましてー」
芳乃「では、これからはわたくしの……わたくしの人としての力のみであの方に見てもらうとしましょー」
レナ「うんうん。それが良いわよ」
芳乃「ならばまずはあの方が戻られましたらお膝の上に乗せていただきましょー」
レナ「芳乃ちゃんは可愛いわねぇ」
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