過去ログ - 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」エピローグ
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◆2nrFb/cgFg
[saga]
2016/07/30(土) 10:33:39.93 ID:41ugXGpjo
一晩で劇的に変わってしまった自分や仲間たち以外の周囲からの視線を重荷に感じて逃げてきたと言ってもいい。
「抜けた。逢いたかったから」
「えっ。嬉しいですけど、それなら連絡とかしてくれれば。運よく逢えたからいいものの……」
「デート」チュッ
実際に逢えたからともかく、普通は町中で偶然遭遇するなどということはまずないのだ。
そう苦言を呈する俺だが、白望さんは取り合う気はないようで……。
俺の首筋に吸い付いたり襟足に鼻を埋めたりとじわじわとアプローチしてくる。
そうされているとどうにもむらっとしてくるのは、健全な男子としては仕方がないことだ。
とはいえさすがにすぐに押し倒すというのはあまりにも酷いだろうし、今でこそ途切れているが人目もある場所なのだ。
どうにか自制心を振り絞って、白望さんへと声をかける。
「わかりました、わかりましたから! デートしましょう!
なので、とりあえず背中から降りてもらっていいですか?
降りないならこのままお持ち帰りしちゃいますよ?」
「……ちょいタンマ。
/ / `ヽー、 ー、 `ー /´
_ -‐ァ'/ ´⌒ヽ 、 ヽ、_ 彡 ´
/⌒ィ'´ / ', \ ヽ
/´ア´ / / / ! ', ヽ
({ / ノ / / ! l \ 、 \
`Y ィ´ / / i l '. 、 ヽ. ',_ `ー-
/ / /イ/i{ j{ j 、 \ ヾ  ̄´
, ィア,' イ /`7〜ヽ ハ 八 (ヽ ト、 } ー、
j/ / { { イzx、_エ、 j |〜〜、 ヽ Y`ヽ }! ソ \}⌒j
´ { ヽハ、{i 佞i「ヽ. ハ{\{zュ.jYハ } 〉ハ ヽ.
∨ ハ `  ̄ \{ ヽ `芒!リイ ノ /イ ハ
ヽ { j! ! 、 } ヽ! 〈 /フ j! / リ
`ヘハ ト j /´j} ハ ノ
` \ ゚ ` / / ノ j_ノ ´
_ -=ニ7⌒ヽ __ .. イ / `7=ュ。_
イ 「ニニニ7 人j ハ 〈 /ニニニ´⌒ヽ
´ i ニニニ{ /l] `Y ', V /ニニ/ '.
l ニニニ、/! [! ( '. Vニニ7 }
/ ハ ニニニニニ| マ、 ィハ Vニ7 ′
/ ', ニニニニニ| マ、ィ´ 。 V /
――――――――――――――――――――――――ん、京太郎ならいいよ」
やられっ放しは癪だと意地を張って言った冗談。
しかし白望さんは麻雀をしているときのように真剣な表情で長考した。
そのまま数分間が過ぎ……許可が下りてしまった。え?
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