過去ログ - 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」エピローグ
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42: ◆2nrFb/cgFg[saga]
2016/07/30(土) 19:22:07.72 ID:41ugXGpjo

「あー……」


 俺は昨晩からのことを思い返し、静かにへこんでいた。

 霞に対しての態度、なんと傲慢で自分勝手だったことか。

 しかも自分で妊娠させようとしておきながらその言葉を翻すようなことまで言ってしまった。

 どうにも昨夜の俺はおかしかった気がするが、それでも前言を翻すのは男としてよろしくない。

 結局朝の時間は霞と過ごし、お互いの汗や体液をシャワーで流したり寝室の乱れを片したりした。

 その際に見つけた酒瓶――ウィスキーの烏龍茶割りを見た時に色々察するところがあったわけだが。

 ラベルは大手飲料会社の烏龍茶と瓜二つで、そのせいで気付けなかったのだろう。

 霞もそれを見た時は口元を手で隠してコロコロと鈴を鳴らすように笑っていた。

 俺は恥ずかしさのあまり頭を軽く掻いて誤魔化したが。



 そんな感じで支度を済ませた俺達だが、霞は今日の便で鹿児島に戻るとのことですぐに辞去していった。

 無論連絡先も交換済みである。


「御用があればいつでも申しつけ下さい。諏訪は霊山がありますから、すぐに駆け付けますわ」


 とのことで。色気たっぷりの嫣然とした振る舞いに危うく理性を飛ばされそうになった。

 麻雀だけでなくそっち方面の防御力も俺は低いのかもしれない……。



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