過去ログ - 文香とありすの今夜はこの一冊 〜四面莉嘉〜
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16:1 ◆AG7E9M3h9g[saga]
2016/07/31(日) 01:49:37.29 ID:NbN7uWXd0
文香「物語は一貫して主人公”フチ・ネドバル”の一人称で語られます。このフチの地の文がユーモアにあふれていてなかなかに面白いのです。」

ありす「フチが何を考えてるかすぐにわかりますよね。この本を読んでいれば思わずクスリとなるようなネタが多いです。」

文香「物語の冒頭から惹きつけられる人もいる程度には独特な書き方をされていますね。」

ありす「最初…?ホワイトドラゴンの登場シーンですか?」

文香「はい…。私は最初のシーンから引き込まれましたね。冒頭では村人たちがみんなドラゴンに向かって好意的なセリフを投げかけているのですが、フチの一人称で語られる地の文はずっと毒舌ばかり言っていました。」

ありす「そう言えばそうでしたね。……あ、このセリフ好きですよ。ドラゴンのお供をさせられている馬の気持ちをフチが勝手に想像した冗談ですけど『まさか、この私を召し上がるようなことは、なさいませんよね?』なんていってますね。この直後に周りで笑ってる住人に毒を吐きまくってるますけど。」

文香「セリフにも印象に残るものが多い気がしますね。…ありすちゃんは好きなセリフなどはありますか?」

ありす「やっぱりフチとサンソンのセリフですね!フチが独り言で漏らした『俺の王……』ってセリフは痺れます。最後には涙が出ちゃいます。」

文香「……サンソンのセリフというと…『俺と馬がフチに乗ればいいんです』などですか?」

ありす「いえ……それも印象深いですけど。『俺の命はただ一つ!高すぎて値段がつけられないんだっ!』ですよ。」

文香「ああ…。あのセリフが言われたのは確か最序盤ですよね?確かに印象に残っています。」

ありす「文香さんはどうなんです?」


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