16:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 00:33:39.54 ID:5vJ3B+Ro0
ブレア「報酬は依頼書の通りでいいとして、他に何かありますでしょうか?」
スウィフト「我々としては特に何もございません。報酬もきちんとお支払いいたします」
ブレア「結構。では私共は早速調査に向かいますので、一旦これで失礼いたします」
サティ「宿の方は村で一番のものを用意させましたので…」
ブレア「あぁ、いえ大丈夫だと思います」
サティ「え?」
ブレア「恐らく今日中に片付くと思うので」
スウィフト「きょ、今日中…!?」
今日中…!?
エルは玄関ホールの時計を見る
既に時刻は昼を過ぎており、太陽も徐徐に傾き始める時間だ
今日はもう残り半日しかないと言うのに
村の自衛団が1ヶ月かけて解決できなかった問題をたった二人で、しかも数時間で解決するなど本当に出来るのだろうか?
と、足音が近づいてくるのが聞こえ、エルは思考を一旦やめて急いで2階の階段へと向かう
応接間から出てきた二人はそのまま玄関へと向かい、外に出て行ってしまう
ダンテ「取り合えず村を見て回るか」
ブレア「そうですね。私達の考えが正しければ恐らくどこかに―――」
二人の会話が聞こえなくなり、エルも一度部屋に戻った
これはすごいことを聞いてしまった
レナードに今すぐ伝えなきゃ、とすぐに着替えと支度を済ます
両親に見つからないように玄関を出てすぐにレナードの家へと向かい、走る
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