48:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 11:36:03.01 ID:5vJ3B+Ro0
  
 炎が、二人を囲っていた 
  
  
 レナード「な、なにが…」 
  
  
  
  
 「ギリギリ、間に合いましたね」 
  
  
  
  
 上からそんな声が聞こえると同時に、二人の傍に一人の人間が降り立った 
 その男は右手に長剣を携え、銀色の髪をたなびかせている 
  
  
 ブレア「大丈夫ですか?お助けに参りました」 
  
  
 ギルド「暴王の城」副リーダー、ブレア・マーカーがそこにいた 
  
  
 レナード「たす…け…?」 
  
 ブレア「はい。魔物の雄たけびが聞こえたのでもしやと思い、急いで向かってきたのですが…ギリギリ間に合ったようでよかったです」 
  
 エル「あ、あなたは…ブレア…さん?」 
  
 ブレア「おや私を知って…。あぁ、あなたは領主様のお屋敷で我々を覗いていた方ですね。領主様の娘さんですか?悪い子です」 
  
 エル「え…」 
  
  
 気付かれていたのか、とエルは驚く 
  
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